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2021/08/18

映画「ドント・ブリーズ2」を観たよ。

本日、渋谷TOHOシネマズで映画「ドント・ブリーズ2」を観てきました。面白かったー!

どんなお話なのかというと、

人気のない郊外の古びた屋敷に住む、ある盲目の老人。彼はその屋敷で一人の少女を大切に育て、二人だけで静かに暮らしていた--
その男こそ、8年前、強盗に押し入られた被害者として生きているが、実は強盗団を惨殺した過去をもつ、あの盲目の老人だった・・・。
ある日、謎の武装集団が老人の屋敷に静かに忍び込む。その目的は少女--。
暗闇の中、全てを知り尽くした屋敷内で全員の抹殺を試みるも、訓練されていた集団は老人を襲い、火を放つ。
命からがら炎の中から逃げ出したが、そこに少女の姿はない。目覚める狂気の怒り。老人は己の手で大切に育てた少女を取り戻すため、
武装集団の後を追う・・・。
その集団はなぜ少女を狙うのか、少女はいったい何者なのか、老人はなぜ少女に固執するのか。
全ての真実を知ったとき、前作を超える衝撃に息が止まる--。

という感じです。

「2」なので「1」があるわけですが、「1」を観た人はいい意味で裏切られ、「1」を観ていない人でも問題なく楽しめるかと思いますが、ただ1点、主人公は「目が見えないけど超強いおじいさん」というところは押さえておきたいところです。でも「1」観ていた方がおじいさんの性格とか能力がわかっているからより楽しめるかな。とはいえ、配信にはまだ入っていないようなのでレンタルビデオ屋さんでDVDなんかを借りて見てください。

あんまり書くとネタバレになるので書きませんけど、私が前日に見た「ワイルドスピード ジェットブレイク」を見るんだったらまずはこっちを見た方がいいぐらいは言えます。なんといいますか、次はこうなるんだろうなと思ったら違う展開をしますし、「○○はつまりこういうことか」と理解したら実は違っていて「なるほどそういうことなのか」と納得したもののまた次の瞬間でそれが裏切られるといった感じで最後まで飽きずに見れますのでお時間があれば是非どうぞ。

ちなみにエンドロールが終わったあとにもしっかりと映像がありますので最後まで席を立たないように。

きっと「3」もあるんだろうなあ。

2021/08/03

映画「サイコ・ゴアマン」を観たよ。

 本日、新宿シネマートで映画「サイコ・ゴアマン」を観ました。

映画のポスターだけを見ると「なんだかなあ」って感じなんですが・・・


それでもなんで観たかというと、このストーリーだからです。

ある日、庭で遊んでいた少女ミミ(8歳)と兄ルーク(10歳)は、ひょんなことから地底に太古か ら埋められ、銀河で恐れられていた名前のない悪魔<残虐宇宙人>をよみがえらせてしまう。怒りと 憎しみの感情しか持たず、計り知れない特殊能力を持った残虐宇宙人の復活により、地球は絶体絶命 の危機に! しかし、光る謎の宝石をミミが手にしたとき、残虐宇宙人はミミに絶対服従せざるを得 なくなる。暗黒の覇者でありながら1人の少女に逆らえない残虐宇宙人は、サイコ・ゴアマンと名付 けられ、子どものいたずらに付き合うはめに。その頃、銀河系の怪人たちが残虐宇宙人の復活を察 知、宇宙会議を開き、サイコ・ゴアマン抹殺のため地球に向かおうとしていた......。

ね!なんかよさそうでしょ!

で、観た感想は・・・最高ですね。つまんないまじめな映画観るんだったら断然こっちです!

冒頭の「クレイジー・ボール」という競技(遊び)が実に狂っていてこれ観た瞬間から「これはいける!」と思いました。まあB級映画は基本的にはだめって人には絶対向かないけど、度量のある方であればしっかり受け止められると思います。つうか、B級映画と呼ぶのはなんか違う感じがします。とはいえ、A級映画とは言えないからなあ。

ジャンル的はSFスプラッターでその中にギャグが詰め込まれているのですが、このギャグがあからさまではなく「わかる人にはわかる」「伝わる人には伝わる」といった感じの登場人物の会話の内容と微妙な間でそれを表現しているのが素晴らしいなあ、と。あからさまなギャグだと冷めてしまう時がありますからね。

で、なんといっても最高なのが「イカれた妹」ミミちゃんの存在です。残虐宇宙人前にしてもまったく動じることなく支配下に置いてしまうという怖いもの知らずです。お兄ちゃんもミミちゃんには手を焼いているわけですが、そんな兄妹の兄弟愛もこの映画のいいスパイスとなっております。

ということで、個人的にはとても楽しめましたのでオススメしたいので、お近くの劇場でかかっていたら是非ご覧ください。

ちなみにポスターのデザインが胸にプリントされたTシャツが販売されていたのですが、観終わった後に買って帰ろうかと思ったら売り切れになってしまっていました。サイトで買えるかな。








2021/07/21

映画「キャラクター」を観たよ。

 本日、渋谷TOHOシネマズで映画「キャラクター」を観ました。面白かったです。

この「キャラクター」ですが、「第38回「月刊小山( @koyhoge )のこの映画を観た」のModern Syntax Radio Show 694回目 #MSRS」の中で滅多に日本映画を見ない/褒めない小山さんが「面白かった」と言って取り上げていたので確信を持って観に行ったのですが、それは間違いではありませんでした。

どういうお話なのかは公式ホームページや予告編などをYouTube等で観ていただくとして、なにがよかったかって菅田将暉はもとより「Sekai No Owari」のFukaseが非常によかったです。うん、Fukaseは素晴らしかった。Fukaseをキャスティングした人に拍手ですし、期待に応えたFukaseも偉い!あと「ゴジラvsコング」ではいい役を与えてもらえなかった小栗旬も今作では大事な役を実にうまく演じてました。あ、あと映画タイトルが表示されるまでのオープニングね。これが実にかっこいい。「いつタイトルが出てくるんだろう」と不安になるぐらい溜めに溜めてのタイトル登場に痺れました。

ちなみに劇中で漫画が登場しているのですが、実際に書かれているのは江野スミ先生と古屋兎丸先生です。

監督は「世界から猫が消えたなら」(16年)、「帝一の國」(17年)、「恋は雨上がりのように」(18年)の永井聡監督です。「キャラクター」はこれまでの作品とは全然違うクオリティの高さがあったので今後の作品が楽しみです。

多分もうすぐ上映も終了してしまうと思いますので4連休中にお時間がありましたら是非観てみてください。まあ連休中は他にも観たい映画はいろいろあるかと思いますがw


2021/07/14

映画「クローブヒッチ・キラー」と「劇場版 少女☆歌劇 レヴュースタァライト」を観たよ。

 「第38回「月刊小山( @koyhoge )のこの映画を観た」のModern Syntax Radio Show 694回目 #MSRS」の中で小山さんが推していた映画の中で現在やってて明日15日で公開が終了してしまうのがあったので本日2本ほど観てまいりました。観たのは「クローブヒッチ・キラー」と「劇場版 少女☆歌劇 レヴュースタァライト」です。

「クローブヒッチ・キラー」は小山さんのお話やホームページからの情報でそれなりに面白いだろうなと思って見始めたのですが、期待以上によかったですね。ネタバレになっちゃうのであまり書けませんけど、自分が主人公の立場になったらどういう行動を取るかななんてことを想像しながら見てみるといろいろ悩ましいです。あ、あとセリフはもとより、映像でもすべてを語らずに足りない部分を観客の想像力に委ねるというのもよかったです。配信等で見れるようになったら是非見てみてください。

さて、「劇場版 少女☆歌劇 レヴュースタァライト」ですが、これはきつかったですね。小山さんはテレビアニメ版を見ていなくても平気とか言ってましたけど、初見だと何がなんだかわかりませんでした。で、家に帰ってきてからネタバレサイトのレビューをいろいろ読むことで「ああ、なるほど、あのシーンはそういうことなのか」とわかったのですが、そういうサイトで書いている人はTVアニメ版もしっかり見ていて登場人物の人間関係を事前に把握しているから理解できるのであって、初見で登場人物がどういう立ち位置の人なのかがわからないとそりゃわかんないよね、って感じです。つうかなんでみんな剣を持って戦っているのか全然理解できませんでしたよ。

ということで、「クローブヒッチ・キラー」は星5つ★★★★★評価、「劇場版 少女☆歌劇 レヴュースタァライト」は「私は評価できる立場にすらありません」という結果となりました。

次は何を見ようかな。


2021/07/02

映画「ゴジラvsコング」を観たよ。

 本日公開の「ゴジラvsコング」を新宿ピカデリーで観てきました。

さすがにゴジラとコングの戦いのシーンは破壊神対守護神って感じで圧力感が高くさすがって感じでした。なんつうかガチ。お互い動きも軽快だしパンチ力強いしコングはゴジラの放射熱戦を見事に封じつつ戦いを進めて行ったりとか観所万歳です。でも、そんな怪獣パートに対して人間パートはなんかいまいちで人間パートでは眠くなり実際に何回か寝てしまいました。まあ寝るといっても数十秒間意識を失う程度ですけど。

熱演を期待された小栗旬も「なんだかなあ」って感じの役割で、白目剥き出しのシーンしか記憶に残りませんでした。

そんなわけでいつものように万人に「面白かったから是非観てね」とは言えないのですが、怪獣モノが好きな方は是非どうぞ。

ちなみにいつものようにツッコミどころはたくさんありますが、そういう細かい点は目をつぶって怪獣達のガチバトルを楽しめばよいかと思います。

ちなみに知識として知っておくと映画が楽しめるかもしれないかもしれないものがあるのですが、人類が地球の中心に向かって穴を掘った時のこれまでの記録は約12kmです(コラ半島超深度掘削坑)。そして地球の中心までの距離は6378kmです。Quoraにある「地球に深く穴を掘るのが難しい理由はなんですか?」も読んでおくといいかもしれません。



2021/06/29

映画「アメリカン・ユートピア」を観たよ。

六本木TOHOシネマズで映画「アメリカン・ユートピア」を観ました。

この映画ですが、見る前は単なるライブ映画かと思っていたのですが、観た人みんなが「よかったよ」と言っていたのでそれじゃとりあえず観てみるかってことであまり期待しないで観たのですが結果は皆さんがおっしゃるように「よかった」でした。

この「アメリカン・ユートピア」というのは元トーキング・ヘッズのデイヴィッド・バーンが2018年にリリースした同名のアルバムを元に2019年秋からブロードウェイのショーとして作られたものなのですが、以下の映画の予告編を観てもわかるようにブロードウェイのショーなのにステージはそれほどでかくないし、なんといってもまったくセットらしいものもなく、バンドのメンバーが鼓笛隊のようにそれぞれ楽器を持っているだけというもので、これで1時間以上もやれるのかと思ったのですが、やれちゃうどころか感動まで与えてしまうのですからアメリカのショービズというのは恐ろしいものです。これ、すべての舞台関係者が度肝を抜かされるのではないでしょうか。

私は元々トーキング・ヘッズは大好きで学生の頃よく聞いていたので違和感はまったくなかったのですが、トーキング・ヘッズやデイヴィッド・バーンを知らない若い人が観たらどう思うのでしょうか。なんかこの映画のレビュー記事をネットで読んでいたら、そういう若い人たちも感動していたという話が書かれていたのですが本当なのかなあ。あ、トーキング・ヘッズ大好きなのでトーキング・ヘッズの曲を演奏した時は燃えましたよw

デイヴィッド・バーンの曲ってアフリカン・ミュージックの影響を受けているのでゴスペルっぽい感じでノン・エレクトリックなアレンジでやると人間味溢れるとてもいい感じになるんですよね。そういうのもあってこの映画がいい感じになっているのかな。

ということで、皆さんにもオススメしたいのでお近くの劇場で公開されていたら是非どうぞ。





2021/06/24

映画「クワイエット・プレイス 破られた沈黙」を観たよ。

 先日、渋谷TOHOシネマズで映画「クワイエット・プレイス 破られた沈黙」を観ました。

総合的な感想としては「面白かった」です。第1作目も観たのですが、こちらはまあ面白くなくはないなぐらいのもんだったのであまり期待していなかったのですが、第2作目のこちらはよかったですねー。

第1作目がサスペンス・ホラーだったのに対して今回はサバイバル・ホラーになっていたのでまるでゲーム「Last of Us」みたいな感じで個人的にはとても楽しめました。

なんといっても映画館ならではの音がよくって、何度か音によって心底ドキっとさせられて映画館が体験型アトラクションというか超よくできたお化け屋敷になったようでよかったです。おかげで観ている途中でまったく眠くなることなく最後まで観ることができました(私、ちょっとでも進行がかったるくなって面白くなくなると寝ちゃうんですよ)。

で、ネタバレにならない範囲で書くと、宣伝コピーの中でも書かれていますが、音を立てると「何か」に襲われるという状況の中でサバイブしていくという映画なわけですが、この「何か」は配給側からネタバレ防止協力が出ていて 「音に反応する“何か”」と表現するように言われています。この「何か」が音を聞くと突然どこからか現れるのですが、人の声とか物が倒れた時の音には反応するのにカラスの鳴き声とか水が流れる音などには反応しないのはまあそういう設定なんだろうなあなんて思いながら観ておりました。この「何か」も「Last of Us」に出てきた敵みたいでよかったです。

出演者が第1作目とほぼ同じなので1を観ていない人は1を観てから観た方が楽しめるかと思いますが、1を見てなくても楽しめるのでそこは安心してください。でも1を見た方が子供の成長を楽しめるかと思います。ちなみに原題は「A Quiet Place Part II」とパート2となっております。

ちなみに主人公家族には多分生後3ヶ月ぐらいの赤ちゃんがいるのですが、犬と赤ちゃんはこちらの都合を気にすることなく突然泣いたり吠えたりするので、「音を立てたら死ぬ」というシチュエーションではとても不利だなあと観る前は思っていたのですが、この赤ちゃんが泣くことは泣くのですが、泣いてもいい場面でしか泣かないのが「うーん」と思いました。やっぱり赤ちゃんが突然泣き出したことによって「何か」が現れるというシーンも見たかったような気がします。あとこの赤ちゃんですが、食事はおっぱいだけでもいいとしてもおむつの処理とかどうしているんでしょうか・・・。

尺も97分と短くていい感じですのでちょっと隙間の時間を見つけたら是非どうぞ。




2021/06/14

映画「ファーザー」を観たよ。

本日、日比谷TOHOシネマ/シャンテでアンソニー・ホプキンス主演の映画「ファーザー」を観ました。 

 こちらも「第37回「月刊小山( @koyhoge )のこの映画を観た」のModern Syntax Radio Show 691回目 #MSRS」で小山さんが推していたわけですが、なんといってもこの作品でアンソニー・ホプキンスがアカデミー賞主演男優賞を受賞しているわけで、そんな演技を見逃すわけにはいきません。

公式ホームページからストーリーを引用しますと、

ロンドンで独り暮らしを送る81歳のアンソニーは記憶が薄れ始めていたが、娘のアンが手配する介護人を拒否していた。そんな中、アンから新しい恋人とパリで暮らすと告げられショックを受ける。だが、それが事実なら、アンソニーの自宅に突然現れ、アンと結婚して10年以上になると語る、この見知らぬ男は誰だ? なぜ彼はここが自分とアンの家だと主張するのか? ひょっとして財産を奪う気か? そして、アンソニーのもう一人の娘、最愛のルーシーはどこに消えたのか? 現実と幻想の境界が崩れていく中、最後にアンソニーがたどり着いた〈真実〉とは――?

要するに認知症になった父親とその娘のお話なんですが、普通こういう場合は「認知症になった父親とその家族のお話」「認知症の父親による理不尽な行動に振り回され家族が全員疲弊していく中で見つけた一筋の光」的なお話になりがちなのですが、「ファーザー」では認知症の父親の目線で描かた世界で進行していきます。といっても父親目線のFPS的なものではなく画としては家族を撮影しているので事前にこうした知識を持たずに見ると何がなんやらの映画になってしまうわけです。だって、その場に存在しないはずの人がアンソニー・ホプキンスには見えているとしたら画としてはその人がスクリーン上に登場していくわけですから見ているこっち側は当然そこに存在していると思うわけで、でも実際は存在していないとなるとほんとに混乱してきます。私は結局娘のアンが結婚していたのかいないのか、現在はパリに住んでいるのかいないのかがわかりませんでしたよ。

よくこんだけ複雑で面倒くさい脚本が書けたもんだなあと思ったのですが、脚本は監督のフロリアン・ゼレールとアカデミー賞脚本賞受賞経験のあるクリストファー・ハンプトンの共著ということで、なるほどなあと思うと同時にさすがだなあと思うのでした。

で、アンソニー・ホプキンスの演技ですが、これはもう圧巻であんな演技見せられたら共演者はたいへんだろうなあと思いつつ、娘のアン役にはあのオリヴィア・コールマンが配されているわけで、オリヴィア・コールマンの演技も素晴らしかったです。

「ファーザー」の紹介記事を読むと「認知症の父と娘の愛の物語」的な紹介があったりするのですが、小山さんも言っていたようになんかとても新しいタイプのホラー映画のようでもあったりして人によっていろいろな見方ができるのではないでしょうか。私はホラー映画説に一票です。

それにしても俳優といい脚本といいほんと素晴らしいなあ。

公開している劇場が少ないみたいなのですが、もしお近くの映画館でやっていたら是非見てみてください。オススメです。

2021/06/11

映画「ジェントルメン」を観たよ

 本日、渋谷の渋谷Humaxで映画「ジェントルメン」を観てきました。とても面白かったのでオススメです。
こちらは先日公開したモダシンラジオ「第37回「月刊小山( @koyhoge )のこの映画を観た」のModern Syntax Radio Show 691回目 #MSRS」で小山さんが強く推していたので観たのですが、さすが小山さんです。つうかさすがガイ・リッチー監督!ほんとに観てよかったと思いましたよ。
ストーリーを映画.comの作品紹介ページから引用しますと、

「ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ」「スナッチ」のガイ・リッチー監督によるクライムサスペンス。イギリス・ロンドンの暗黒街に、一代で大麻王国を築き上げたマリファナ・キングのミッキーが、総額500億円にも相当するといわれる大麻ビジネスのすべてを売却して引退するという噂が駆け巡った。その噂を耳にした強欲なユダヤ人大富豪、ゴシップ紙の編集長、ゲスな私立探偵、チャイニーズ・マフィア、ロシアン・マフィア、下町のチーマーといったワルたちが一気に動き出す。莫大な利権をめぐり、紳士の顔をした彼らによる、裏の裏をかくスリリングな駆け引きが展開する。ミッキー役を「インターステラー」のマシュー・マコノヒーが演じるほか、チャーリー・ハナム、ヘンリー・ゴールディング、ミシェル・ドッカリー、コリン・ファレル、ヒュー・グラントら豪華なキャストが顔をそろえる。

ということなのですが、これだと多分30%ぐらいしか表現できていないと思います。単なる資産をめぐっていろいろな人がバトルを繰り広げるなんて単純なもんではありまし、なりより映画の構造が面白いです。映画の構造、それは「ゲスな私立探偵」であるフレッチャー(ヒュー・グラント)が取材してきたことを映画にしたら面白いのではないかということでそれを脚本にし、その脚本のあらすじを説明するという体で映画の中のお話が進行していくのです。

普通映画内でセリフで状況を説明するってのは普通は下手なやり方なのですが、「脚本の説明」となればそれも正当化されます。主人公の置かれている状況や人間関係などがこの「説明」で紹介されるので話がトントン拍子に進んでいくため観ていて飽きません。いやー、うまいな。

映画のタイトルが「ジェントルメン」だったり、コロナ禍で十分な宣伝もできなかったので興味を持って観に行く人は少ないかもしれませんが、とても面白い映画になっておりますので近くの劇場でやっていたら是非観てみてください。

ちなみに私、テンポが悪い映画だと途中で眠くなって実際に軽く寝てしまうのですが、この「ジェントルメン」ではまったく眠くなることなく最後までドキドキしながら観ることができましたよ!

それにしても劇中に登場する男たちはみな迫力がありかっこよかったんですけど、そういう迫力のある大人になれなかった私はとても自分が残念だなあと思いました。